KYOTO Leather Project
プロジェクトについて
KYOTO Leather® Projectは、京都の地場産業である京友禅や西陣織の関連の職人や工房と国内でも最大の皮革産地である姫路のタンナーがタッグを組み、日本で育まれた伝統文化である「用の美」を世界に通用する天然皮革へと生まれ変わらせ、新しい皮革素材ブランドを諸工芸と共に創造するクールジャパンプロジェクト。
色と柄のみで完結するのではなく、タンナーと協力した皮革の鞣しに始まり、厚み・硬さなど素材の調整から色糊・染色・蒸しまでゼロから組み立てることで生まれました。
我々に託されたミッション、それは職人の技術継承・雇用の創出、後継者の育成など、伝統産業に特有の課題の解決です。京都という風土が培ってきた日本の伝統的な風合い、色や柄の魅力をもう一度再確認し、それらを新しいステージで輝かせる――その為に生み出されたのが “KYOTO Leather®”なのです。着物を中心とした伝統工芸ではなく、現代生活の中でも、より身近に感じられる素材を提案していきます。
プロジェクトメンバー:株式会社前實・西山治作商店・福本染工・一般財団法人京都レザー協会
日本の美しさを体現
多くの人に長く愛されて使用される「一流」の商品は、細やかなディテールの重ね合わせで成り立っています。近年に忘れられがちな、日本古来の感性も伝統工芸の重要な要素の一つなのです。KYOTO Leatherのデザインは平面的な柄ではなく、立体的な日本の空間美に沿って制作されており、日本の奥ゆかしさ――例えば茶室や庭園の空間など、目に見えるデザインだけにはとどまらない、長い時の中で培われた日本人の持つ美的センスをその色・柄へと表現することで、伝統の持つ洗練された美しさが、一枚の皮革に吹き込まれています。
託されたミッション
KYOTO Leatherに託されたミッション、それは職人の技術継承・雇用の創出、後継者の育成など、伝統産業に特有の課題の解決です。
京都という土地が培ってきた日本の伝統的な風合い、色や柄の魅力をもう一度再確認し、それらを新しいステージで輝かせる――その為に生み出されたのが、着物を中心とした伝統工芸の中で成熟してきた「工芸」ではなく、現代生活の中でも、より身近に感じられる感性の中から生み出された“KYOTO Leather”なのです。
クラフトマンシップ
数多くの京都の伝統工芸の職人をはじめ、タンナー、食肉生産者から靴・カバンメーカーまで、広範な職人の方々によって形作られています。